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体験者の声

クラブ会員の声

☆ 家に花を飾るようになってから、枯れそうになると夫が「会社の帰りに花を買って来るね」と言ってくれます。花をいける時はいつも、美にふれながら人を喜ばせよう、癒されて欲しいとの思いでいけている自分に驚いています。

☆ 一輪の花が、こんなにも癒しや感動を与えてくれる事にびっくり。本当に嬉しい。以前は花屋へ行くことはなかったのですが、クラブを始めてから花屋をのぞくのが楽しみになりました。花があると気分が良く、落ち着くし清々しい気持ちになります。周りの環境も美しくしたくなるから不思議です。
 以前は花屋へ行くことはなかったのですが、クラブを始めてから花屋をのぞくのが楽しみになりました。花があると気分が良く、落ち着くし清々しい気持ちになります。周りの環境も美しくしたくなるから不思議です。

☆ クラブで「美しいもの見つけ」をするようになってから木々の美しさ、空の美しさ、木々の間からもれる光の美しさ、子どもの汗の美しさに感動するようになり、「花の良いところを見つける」ようにしていたら、意識的に「人の良いところ」をみつけようようとしている自分に気づきました。

☆ 母が入院してから1か月、早く良くなって欲しくて母が育てていたコスモスとミニひまわりを持って見舞いに行きました。母は喜んで手作りの花器に花をいけ、「いいね。コスモスもう咲いたんだね。」と、二人でテーブルに置かれた花を見ていました。 母がいけた花を同じ部屋の方も見ていたようで、私たちに近寄り、「私お花が大好きで、色々な花を育てています。きっと家のコスモスも咲いてるね。朝から具合が悪かったけどお花で元気をもらった」と満面の笑みで話してくれました。 廊下を通った方が「私にも見せて」とお部屋に入って来ました。「ずっと入院していたけど、花を見るのは久しぶり、やっぱりお花はいいねー」と部屋を出られたのですが、「花がきれいだったから、見せたくて連れてきました」と、別のお友達を連れて戻ってきました。その後も母がいけた花を見に来る人がいて、集まった人達で話が盛り上がり、病室が明るくなりました。母も嬉しくて、久しぶりに笑顔で元気に話をしておりました。お花の力を感じた瞬間でした。 家族も花の名前を質問したり、「いい香りがするね」と、一緒に花を楽しんでくれる事がふえました。「きれいだね」「いいね」とか、感じた思いを素直に言葉にして、家族で喜びを共有すると、幸せな気持ちが増幅するみたいです。私だけでなく家族も花の楽しみ方を知り、花に癒されている事に気づいて嬉しかったです。

☆ 昨年11月から美的生活コースが始まりました。長女が幼稚園へ行きたくないと言って、送迎の幼稚園バスに乗らなくなったので、下の子供と一緒に、幼稚園まで送り迎えをするようになっていた時でした。美的生活コースで学んだ通り、家に花を飾るようになると、娘が幼稚園に行きたくないと泣かなくなり、幼稚園バスに乗れるようになりました。これだけでも私自身楽になりました。腰痛も楽になりました。また、子供のことばっかりで、主人のことを顧みていないことにも気づきました。

☆ 我が家は老夫婦。お花を少しずつ飾っておりますが、夫がこの頃「枝と花、素敵だね」とか「花の取り合わせがいいな」とか褒めてくれます。枯れたお花を片付けてあると、「やっぱりここにお花がないと寂しいね」と話してくれます。ある日、お客様が来客、お花の話になったら夫が何気なく「花に話しかけてあげると元気になるよ」と教えてあげたのにはびっくり、お客様は今度そうしてみると話されていました。お客様がお帰りになったあと、夫にすごいねと言ったら、何かの本に書いてあったとテーブルの上にある本を見ていました。

☆ 毎月1回の美的生活コースを受けていますが、毎回違う花をいけるのが、面白くなってきて、楽しめるようになりました。お花の1番美しいところをいけることは、人間に関してもその人の良いところを発見、見ることに通じ、心が穏やかになります。

☆ 配達の人や家に来る人たちに感謝の気持ちを伝えることが多くなったのに気づきました。花の心を気にしているうちに、人の気持ちも感じられるようになったのかなと思っています。

☆ 4月末のクラブは「ワークショップ・抹茶を味わう」でした。どこに座ればいいのかも分からず、お菓子が回ってきても取り方が分からず、お茶碗の持ち方も分かりませんでした。その席で色々と教わりましたが、その時外国の芸術ばかり興味を持って追いかけていた私は、「日本人なのに、日本の文化をあまりにも知らな過ぎる…」とハッとしました。
 5月の連休中に、近くにある夫の実家に行きました。結婚当初から私がお花をやっていることを義母に伝えていたのですが、「近くの親戚の家にお茶室があり、そこで最近お茶の教室をやっているので、習ってみたらどう?」と言ってもらえました。お茶は敷居が高く、お金もかかりそうなので遠慮していたら、義母が協力してくれることになったので早速お稽古に通いました。静けさの中に凛とした心地よい空気が流れて、心が落ち着くように感じました。近くに住んでいるのにあまり親戚付き合いのない家なので、結婚10年近く経ってやっと挨拶ができ、付き合いが始まりました。

☆ クラブでお花を学ぶようになってから、家の庭で花を育てるようになりました。育てた花を子供の学校へ持って行かせています。水かえ等の世話をしてくれる友達や、「きれいだね」と声をかけてくれる友達が出てきて、先生にもお礼を言われるそうです。

☆ 家庭の中で物が増えすぎて、片付けられない、忙しくて時間が作れないという悩みがありました。花をいけることで、花をいける場所だけはきれいにしたい、直ぐに花をいけられるようにしたいという思いが生まれ、花がいけられている時は家の中が片付き、気持ちよくなりました。

☆ 長女が誕生日で、我が家に帰ってきていたので2人で光輪花をしました。娘は縁がピンク色の小ぶりのトルコキキョウをとても愛おしそうにいけ、それは微笑んでいる様な可愛らしさでした。娘より「今までお誕生日っておめでとう!ありがとう!で終わっていたけど、今日のお誕生日は、お母さんに産んでくれてありがとうって感謝する日なんだとしみじみ感じたのよ」と言ってくれ、私は涙が出ました。

教育関係者の感想

☆ 「ひまわり」の声かけのお話は、教育に通じるものがある。花にも心がある。良いところを発見し、そこを生かすなど、子どもとのコミュニケーションを考える上で大切だと思った。

☆ 子どもの良いところを見つけ、その良さが輝くように活動を組み立てる事が大切だということが、今回の「いけばな」を通じて感じたことです。子どもも花も同じだと思いました。

☆ 花とのコミュケーションは、人とのコミュケーションに繋がると言う事を聞き、とても感動しました。我が小学校には、月1回花をいける日があり、子どもたちが花をいけます。今回のことを子どもたちにもしっかり伝えていきたいと思います。

☆ 「花が見てもらいたいと思っているところを探す」という考え方が新鮮だった。花の癒しが心を洗ってくれました。二学期に向かう活力となりました。 
 今日初めていけばなに挑戦してみて、その魅力に気づくことが出来ました。また、花器づくりのアイディアを学校の授業でもやってみたいなと思いました。

☆ いつもの授業なら、花瓶の方を作りこむことの方が多いと思っていたのですが、今回は自分たちの周りにある美しさに目を向ける楽しさや大切さ、取り入れ方を教えていただきました。自分の学校の子どもたちとも自然や身の回りの美しさに目を向けていきたいです。

☆ 日本文化や心のお話、自然観、いけばなの心、歴史や花の持つ力(働き)や花と人とのコミュニケーションのお話がとても良かったです。花材を自然に、花がいけてもらいたい向きに、一輪一輪感動しながらいけるという所が良かったです。

☆ 植物そのものの形をよく見ていけるということは、子どもと接することと同じではないかと思いました。こちらが強制したり、無理やり課題をやらせたりするとうまくいかない。こちらが子どもたちをよく見て、その子に合った言葉かけや、指導をしていこうと改めて思いました。

美術文化インストラクター・ボランティアの声

☆ 今年1月から光輪花クラブを開講しており、受講生は84才の夫です。夫は5年前から畑で野菜をつくり、花をいけるようになってから、花の名前を聞いてくることがあります。花の種を取るようになり、来年を楽しみにしていることに、私も驚いています。

☆ 美的生活コースを始めてから1年が経ちました。会員の方々は、当初、一輪から始まることに何か物足りないようでしたが、回を重ねていくうちに、壺にいける時のとめ方が出来るようになってきたり、一輪の花や少ない花材で入れた時の美しさに魅力を感じるようになってきたことで、壺に生けることが楽しみになってきました、と言われています。  また、家庭でお花を飾っている場所には、お花以外は何も置かないでスッキリさせていると言います。そうすると一輪のお花はより美しく見えると言い、整理整頓に心掛けるようになったようです。

☆ ある会員が「今日まで辛い日々を過ごしてきました。最近では物事が順調に進むようになり、様々な問題に対しても辛く感じることなく過ごす事が出来るようになりました」と、感謝の気持ちを話されました。

☆ また、「今日は離れて暮らす息子が大好きだった器に、息子の幸せを願ってお花をいけました。とても幸せのひとときでした」とも話され、涙を流されていました。お花をいけている時の彼女の表情、お姿はとても美しく、私には輝いて見え、とても印象的でした。 ☆ 不安の中から光輪花クラブをスタートしましたが、美を楽しむ人の笑顔や変化が嬉しく思えるようになりました。

☆ ある小学校で、昨年秋から月2回、一輪挿しを校内の約30か所に飾る活動が始まりました。今年は、昨年参加した子供達がたくさん来てくれました。先日の2年生のクラスからは、参加者が18人でした。その内10人が去年も参加した子供達です。「なぜまた参加したの?」と聞いてみると「楽しい」「いろんな花に会える」と嬉しい感想をたくさんいただきました。その中で「学校のみんなの心を明るくしたいと思って参加しました」と話してくれた子供さんがいました。校長先生も私達もとても嬉しくなりました。  中にはいけた花を家に持って帰りたいという子供さんもたくさんいて、家の人に自分の作品を見てほしいという子供達の気持ちがひしひしと伝わって来ます。

☆ 朝食後、夫からコロッケが食べたいと言われましたが、内心面倒くさいと思い、「コロッケね~」と後向きな返事をしてしました。「時間もないし、鮭の塩焼きにしよー」と考えながら光輪花クラブの準備に向かいました。  光輪花クラブでは、ゆっくりゆったりとした空間で、会員が活けたお花に私自身が癒され、まるで芸術セラピーを受けているようでした。帰宅中「塩鮭じゃなくてコロッケを作ろう」と面倒くさい思いはなくなり、活力が湧いてきました。夕食のコロッケを食べた夫から「ありがとう!」と言われ、幸せな気持ちになりました。

☆ 小学校の先生をされている方がクラブを受講する中で、学校にいけ込みを始められました。最初は他の先生から意地悪があったりしましたが、花による環境の美化を意識して、いけ込みを続ける中で、周りの方や子供たちがお花の名前を毎回聞いてきたりなど、楽しみにしている子供が多くなり、今では意地悪をしてきた先生もお花を飾るようになりました。

☆ 友人は月1回の美的生活コースで、花のある生活をとても楽しんでいます。美的生活コースの日は、息子さんのヘルパーさんが来るので、ヘルパーさんも今日のお花いいですねとお花で会話が盛り上がるそうです。  私が1番驚いたことは、友人は1人で行動することが昔から苦手でしたが、お花をするようになって上野の美術館へ1人で見に行ってとても良かったことなど、楽しそうに話してくれたことです。お花のある日は、いけたお花を各部屋に飾り、ミニ花展のように楽しんでいます。そして友人や姪に写メールを送って羨ましがられていると喜んでいます。

☆ クラブ会員Aさんは「日頃忙しく、お花を見ることはないです。いつもチューリップは選ばないけど、今日は何だか惹かれて手に取りました」と言ってじっくり味わい、「見た目と実体は違うんだ~」とか、葉っぱの付き方、向きにも感心を持ち、「何事にも意味があり、ムダなものはないのですね」「一輪の花でこんなに気付きができるのですね。落ち着きます。癒されます。来るのが楽しみになります」とおっしゃっています。
 Aさんから、突然「入籍しました。急に話が進んで自分もビックリしているんです」と聞き、驚きました。二人で花を愛でる家庭を築いていきたいとステキな抱負を聞かせていただきました。
 Bさんは人と社会につくす気持が芽生え、ボランティアをされるようになりました。その中で思いを共有できるすばらしいパートナーと出逢い、10月に入籍をされることになりました。美を楽しんだ結果、表れる6つの変化を感じています。

☆ Kさんは、職場で悩みを持っていましたが、光輪花クラブのティータイムで話をしているうちに「こうしてみよう。ああしてみよう」と気づきを得ることができ、気づきの通り努力することで、今では職場で褒められるようになったそうです。

☆ クラブ会員のFさんは光輪花クラブをはじめてから家の中を片づけたり、家の壁紙まで自分で張り替える等きれいにしたくなったそうです。また家の前の道路に落ちているゴミも気になりだし拾うようになったところ、今では近所の方も道路を掃除するようになりました。