海を見下ろすムアスクエアの芝生で、200人程ほどの児童が参加した写生会「絵の広場」。
その5年後、写生会は「MOA全国児童画展」となり、全国各地域で市民ボランティアが児童の作品を展示、表彰し、代表作品がMOA美術館の全国展に集まるという、ユニークな児童の作品展として、30年を重ねました。
国内外からの参加児童の累計は一千万人を超え、小学生だった児童は親となり、いまその子供達が参加をしてくれています。
どんなに時代が変わっても、絵や言葉をかくことは、児童にとって自分の思いや願いを表す大切な手段です。
これからもみなさまと共に、子ども達の創作の場を守り、声をきき、手を添えていきたいと願っております。