6年生 米澤 雅貴
私がこの「意思決定」を書こうと思ったのは、いつも何事もあきらめずやり抜くために強い意思を持って決心することが大事だと考えており、それを書道の字で力強く表現したいと思ったからです。難しかったこと、工夫したところは、画数の多さがそれぞれ違う四文字をバランスよくまとめ上げることです。特に半紙の限られたスペースの中で、文字同士がぶつからないようにしながら、右ばらいを力強く見せるのは大変でした。形や力の入れ具合を調整したり、太い部分と細かい部分の差をつけたり、何度も失敗と工夫をくりかえしました。また、「意」と「思」には同じ「心」がありますが、同じように書いてもうまく行かないことにも気づきました。上半分の字とのバランスや形を気にしながらうまくまとめるのは大変でしたが、とても勉強になりました。6年生の私にとって今回のコンクールが最後となります。中学生になっても書道を続け、このコンクールを通じて学んだことを生かしながら、のびのびとした美しい字が書けるよう、これからも頑張っていきたいと思います。