5年生 藤島 優弥
僕の住む桑名市には、鋳物や石取祭など素晴らしい伝統があります。伝統は過去から現代へ受け継がれそして現代に合う形に変えながら生き続けるものなんだと思います。書道も日本の伝統文化です。僕は毛筆で書けば書くほどその難しさを感じています。この「伝統」の文字は、すべての点画が難しく、一画をうまく書けたと思っても、次の画で失敗する連続でした。緊張して手が震えてしまうこともありました。最高に書けたと思える作品を作りたくて毎日練習しました。僕の書道に対する気持ちが伝統文化を未来につなげていければと思います。
題材の二字と名前も含めた字配りによる全体構成の完成度が見事です。丁寧で力強い用筆、漢字らしい張りのある運筆に加え、題材である「伝統」にも通じる落ち着きと品格を感じさせる仕上がりにまとめ上げられた、大変上質な作品です。