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2021年度 MOA美術館全国児童作品展
文部科学大臣賞

無我夢中

兵庫県 尼崎市立尼崎北小学校

6年生  櫻井歩那

コメント

私は「無我夢中」という四字熟語を書きました。この言葉を選んだ理由は、これからも何事にも全力で取り組み進んでいけるようにしたいと思ったからです。この課題を書くにあたって難しかったところは、「無」の四角目からの四本の縦線です。間隔をそろえるのが難しく何枚も書き直しました。また、上の「無」と「夢」は画数が多く、下の「我」と「中」は画数が少ないので、半紙に四文字をバランスよくおさめることに苦労しました。小さい頃から習っている書道で4年生でも同じ賞をいただき、6年生でも絶対にこの上をとるという思いで作品を書き上げました。これからも無我夢中で書道も含め、いろいろなことに挑戦し進んでいけるように頑張っていきたいです。ありがとうございました。

審査コメント

画数の違いと文字構成が多様な難しい題材に対し、点画の太さを工夫するなどして、紙面全体でバランスよく字配りしています。点画の太さの調整に伴う用筆上の細かな調整も、正確さを損なわず丁寧に用筆するなど、繊細な心配りが感じられる素晴らしい作品です。