5年生 松本穂希
私がこの作品を書こうと思った理由は、大雨や地震など、自然の力を感じることが多くなったからです。今は怖い自然の力を感じますが、良い自然の力もあると思うので、良い自然の力がたくさん出てほしいと思います。必ずトップのMOA美術館奨励賞をとる、という気持ちで書きました。工夫したところは「然」のバランスや「の」の書き方です。他の文字は書いたことがありましたが、「然」と「の」は初めてだったので、一文字一文字、力強く書くことを工夫しました。「の」が特に苦労しました。他の字がうまく書けても「の」だけが書けないの繰り返しでした。まだまだ直すときっともっと良い作品ができあがるのではないかと思います。
画数が大きく異なる漢字と平仮名による難しい題材を見事にまとめ上げています。正確で力強い用筆・運筆に加え、余白にも配慮して点画の太さを効果的に工夫するなどの取組が読み取れます。様々な観点から、総合的に完成度の高い素晴らしい作品です。