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2017年度 MOA美術館全国児童作品展
外務大臣賞

美しいか醜いかでなく、忍耐が重要

アルゼンチン リンコンデルアルテ学校

6年生  フランコデトマ

コメント

私の考えは、いくつかの事によって引き起こされた悲しみを示すことでした。小さい頃から私は、食べる事ができない人々の苦しみを心配することに対し、他の子どもから敏感され、常に気にしています。私の年齢の子どもたちが路上で働くことや、暖かい寝る場所のない状況にあうのを見るのは私を傷つけます。
私は、私を苦しめるものを絵で取り除く方法を見つけ、幸せに感じました。顔が持つ光と影を実現するため、軟膏を使って私の悲しさを表現する創意工夫をしました。難しかったのは小さな下描きから、提示された用紙に写すことでした。それははるかに大きな規模でしなければならなかったので、変わってしまうのではないかと恐れました。でも出来ました。すばらしいニュースを聞いたとき(信じられなかったので)少しとまどいましたが同時に大変嬉しく思いました。なぜなら私には選ばれたことは大変大きな意味あるからです。審査員が私が絵に表現した気持ちを見てくれたことに感動し、わかっていただいて感謝しています。私の国を代表でき嬉しく思いますが同時にこの絵は、同じ寂しさを味わった又は味わっている多くの人子どもたちを代表していると感じます。ありがとうございます。

審査コメント

この絵を初めて見たときに、何か心に残る作品でしたが、作者の表現意図を知ると、大変奥深い思いが込められていることが分かりました。絵は、目に見えるものだけでなく、見えない心を表現する力がありますが、描き方や色遣い、描画材料などを工夫することにより、悲しみの感情が見事に表現されています。