6年生 明石 結衣
「感謝」の意味をもった四文字の作品を書きたかったので「感謝報恩」という言葉を選びました。工夫したところは「謝」の左右に並ぶブロックを三等分に構成することと、「報」の最終右払いをのびやかに書くことです。全体をバランスよく書くのが難しかったですが、たくさん練習して最後は納得できる作品に仕上がりました。
確かで力強いだけでなく、点画の太細、筆圧の強弱にも気を配った筆使いが見事な作品です。安定している中に適度な変化を持たせるなどの運筆の工夫が見られ、画数が非常に多い難しい題材を見事にまとめ上げています。