4年生 藤本縁生
僕がこの作品を描こうと思った理由は、福井には古くからのお城があると聞いて、それにきょう味があったからです。描いている時は、昔の人は、こんなれきしにのこるお城を作ってすごいと思いました。お城やかわらの数、石がき、その周りにある草木を立体的に表すことがむずかしかったです。色合いやそれぞれの形を表現することもむずかしかったです。一つ一つの細かい作業に時間がかかったので、完成した時は深みのある立派なお城ができました。
荒々しい黒い線から筆の勢いが感じられ、お城の重厚な迫力が見事に表現されています。また、茶色や白の壁の色、木々の緑などが黒い線と調和をして、日本的なイメージが伝わってくる力強い作品に仕上がっています。