4年生 石原好華
いとこと、おはか参りに行った時、おじいちゃんは、お空で見ていてくれてるかな?と空を見上げました。その時の青空がとてもきれかったので、この風景を描きました。苦労したところは、おはかへ歩いていく道や、田んぼを描くのがむずかしく、何回も下絵を描きました。完成した絵をおばあちゃんに見せると、「この絵を見ていると、おじいちゃんの思い出がいっぱい出てくるよ。絵の中におじいちゃんがいるね。」ととても喜んでくれました。私はとてもうれしく温かい気持ちになりました。
あたたかい田舎の風景が描かれた作品ですが、好華さんの作文を読むと一層気持ちが温くなります。絵には、言葉とは違った気持ちを伝える力がありますが、この絵を見られたおばあさんは本当にうれしかったことでしょう。稲や山の表現も、絵具の色を重ねたり筆の線を生かしたり、細かいところまで、気持ちを込めて描かれています。