6年生 明石 莉奈
長く続くコロナかでの生活。暗いトンネルからぬけ出して、今年こそみんなが明るい未来に向かって夢を実現できたらいいなと思い「夢の実現」を書きました。工夫したところは、まず漢字とひらがなのバランスです。「夢」を大きく、「の」を小さく、「実」と「現」が同じ大きさに見えるように工夫しました。あと、「実」の左右のはらいのバランスや「現」のへんとつくりのバランスにも注意しながら書きました。
楷書でありながら、行書のような柔軟な運筆のリズムが全体に感じられる魅力的な作品です。作品全体を通しての柔らかな用筆・運筆と点画の強弱を効果的に生かして、画数の多い漢字と平仮名による題材を見事に調和させてまとめ上げています。