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県内9会場が活動紹介~千葉県連合会総会~

2025.03.30

 令和7年新年度の始まりを前に、千葉県のMOA健康生活館で「千葉県児童作品展実行委員会連合会総会」が開催されました。県内全会場の代表が集い、お互いの活動内容が紹介され、情報交換を通じて連携と実行委員会の強化が図られました。千葉県連合会の発足は2018年でしたが、新型コロナウイルスの影響を受け、活動の一時休止を余儀なくされていました。この度、新しい実行委員会の誕生も迎えながら、満を持しての再発会となりました。

 千葉県内では昨年度、9市町で児童作品展を開催。県内の参加小学校160校から、絵画約3200点、書写約800点 総応募数約4000点の作品が寄せられています。
各実行委員会からの活動報告では、スクールプログラムの一環として活動している会場や、刑務所内の移動展を継続している活動に寄せられた感謝の声などが発表されました。また、児童、保護者の喜びの声に励まされていることや、改善していきたい課題、苦労している点など、さまざまな報告がされ、実り多い意見交換の場となりました。

 続いて、MOA美術館全国児童作品展事務局の職員から、新年度の児童作品展方向性の説明がありました。「学校教育では担えきれない、児童の情操を養う大切な活動であることに行政からも評価をいただいていること。より一層、企業や多くの市民と共に、児童の『生きる力』を育む作品展を目指していきましょう」との挨拶で総会は締めくくられました。

 総会終了後、第二部として懇談会がおこなわれ、終始和やかな雰囲気の中で、参加者はお互いの会場の情報交換をしていました。
発足初年度の今年、県内すべての会場の代表作品を展示する「千葉県児童作品展展示会」が千葉県立美術館にて予定されています。新たな挑戦となるこの試みに向けて、実行委員会の皆さんはさらに決意を新たにされていました。