MOA美術館児童作品展
MOA Museum of Art Children's Art Exhibition

世田谷児童作品展は、世田谷区と共催にて、子ども達の創作活動を奨励することで、子ども達の感性や情操を養い、豊かな心を育て、「子ども達の生きる力を育む」ことを目的として開催しています。第31回を迎えた昨年は、公立31校、私立2校、絵画教室4ヶ所より、計475点もの作品をご応募いただき、世田谷美術館にて展示しました。地域社会の絆を深め、未来に羽ばたく子どもたちに、夢と希望を与えられる児童作品展を願っています。

座間児童作品展は、今年33回目を迎えます。実行委8名を中心に学生・市民ボランティア・団体・企業の協力を得て行われています。2021年は、コロナ禍の中最高の応募があり、市の協力を得てマスコット「ざまりん」メダル（金・銀・銅）の提供を受け、子ども達の大きな励みになりました。さらに、立野台小学校が「文部科学大臣賞学校奨励賞」を受賞し、このコロナ禍に更なる喜びとなりました。

MOA美術館茅ヶ崎児童作品展は、次世代を担う子どもたちの創作活動を奨励することで、子どもたちの健やかな成長と「生きる力」を育み、医療・福祉機関での巡回展を通して、家庭、学校、地域社会全体で情操教育を考え共有する「癒やしのアート」として町づくりの一端を担うことを目的とします。

MOA美術館国分寺児童作品展は、おかげさまで５回目の開催を迎えることができました。新型コロナウイルス感染拡大のリスクを低減するため、初のホームページでの開催となりましたが、前年を上回る１６０点もの作品のご応募をいただき本当に有難かったです。子どもたちの豊かで躍動感あふれる絵や書をお楽しみいただけたことと思います。遠方のおじい様おばあ様も見られてよかったとのお声もいただきました。

MOA美術館川崎市児童作品展は平成元年より毎年秋に開催しています。多くの団体・企業・個人から後援及び協賛をいただき、川崎市教育委員会と共催し、多くの地域ボランティアが「美」を通して心の教育や生きる力を育む「美育」を進めていくことを通して、心身ともに健康な人づくり、まちづくりを進め、学校・家庭・地域が協力して取り組んでいます。

目黒区では、区と教育委員会、病院など、多くの団体・企業からの後援のもと、平成27年（第11回）より再開催しています。
そして、医療機関を含めた数ヶ所の会場で巡回展を行い、幅広く区民の方々との支え合いの輪が充実しております。

MOA美術館江戸川区児童作品展は、江戸川区、江戸川区教育委員会、江戸川区医師会の後援により開催しています。毎年タワーホール船堀１階展示ホールにて絵画、書写合わせて５００点の展示を２日間行います。上位１２作品の表彰式も会場内で行います。さらに作品展終了後は、江戸川区内の医療機関にて３０点の作品を展示して頂いています。江戸川区児童作品展は、協賛金、助成金で行っています。

昨年は、コロナ禍が続く状況ではありますが、第１９回｢ＭＯＡ美術館輪島児童作品展｣を企画しましたところ、市内８小学校から１７４点の作品応募がありました。その作品の審査には、輪島市在住の漆芸作家お二人と輪島中学校の美術担当の先生お一人にお願いして各賞を決定しております。
この児童作品展は、子供たちに芸術や文化活動を通じて創造性や感受性をより豊かにするとともに、将来を担う子供たちが心身ともに健やかに成長することに寄与できればと考え開催しております。

石川県内灘町で開催しているＭＯＡ美術館児童作品展は、令和3年で32回目となります。
この作品展は、「学習指導要領」にもとづき、子どもたちが自然・環境、社会、他者との関わりを通して、興味や関心をもったことを、感性を働かせながら、絵画や書写によって表現することで情操を養い、豊かな心を育てることを目的としています。開催に当たっては内灘町や地元の北國新聞社より後援をいただき、町の施設も無償提供いただく等、町の有志によるボランティアに支えられながら行っています。

私たち実行委員会は、２６回目の開催となった児童作品展や児童達が活けた一輪の花を高齢者の方にお届けする花いっぱい大作戦を行っています。議員や地域の有識者、中高生ボランティア、青年学生が一体となって取り組める活動となっております。絵画や書写共に年々レベルの高い作品が増えてまいりました。まもなく白寿を迎える石井実行委員長と今後も身心共に健康な町づくりに取り組んでまいります。